ベストトゥエルヴ高知遠征記

執筆:谷 義章

第1話 いざ、高知へ

 ベストトゥエルヴ"初"の近畿圏外への遠征です。
今回は、『観光バス』をチャーターしての移動、心ウキウキの半ば遠足気分での出発となりました。
(この雰囲気が、大会前半の悪夢につながるとは、この時誰も気付いていない…)

 高知への移動は、綿密なスケジュールの下、
  往路:山陽自動車道〜神戸淡路鳴門自動車道(明石海峡大橋,大鳴門橋)〜徳島自動車道〜高知自動車道
  復路:高知自動車道〜高松自動車道〜瀬戸中央自動車道(瀬戸大橋)〜山陽自動車道
 休憩を含んで、片道約5時間半の長旅となりました。

ドライブインで

鳴門の渦潮、今が旬

 行きのバスでは、若干名"危険な"状態になりかけましたが、ここでも綿密な計画が功を奏し(自画自賛です。)、特に問題も無く高知県に到着することが出来ました。
 ただ、誤算は"雨"でした。吉野川S.Aで持参したお弁当を食べようとしたのですが、建物内の休憩場所が少なく、かと言って、雨の中、外で食べることも出来ず、しばらく場所探しにうろうろすることになりました。
 ここで偶然、同じように昼食をとっているラストチャンスさんに遭遇。ラストさんが休憩していた場所を譲っていただくことになりました。(半ば、強引?)
[騒がしい集団が周りをたむろして、ラストさんを急かすことになってしまいました。申し訳ありませんでした。]

ラストさんより強奪した昼食場所

 高知県に入った頃には、道中降っていた雨もやみ(私の日頃の行いが良いから!?)、予定通り『桂浜』に向かいました。
 しかし、ここでも誤算が…。南国ICからの距離が思っていたより遠く、その上、交通量の多い市街地を通ったことで、予定の到着時刻よりかなり遅くなり、滞在時間が短くなってしまいました。

 当初の予定は、ここで『桂浜ランニング』だったのですが、観光客の多さに戸惑って"断念"。仕方がないので観光だけに切りかえ、『坂本龍馬像』(思っていたより大きかった。)を見学、その後は、岩の上で太平洋から打ち寄せる波を見たり、記念撮影をしていました。
 その時、ハプニングが! 突然大きな波が、岩の上の集団を襲ったのです。不意をつかれた子供達は、頭から水をかぶってしまい、太平洋から冷たい洗礼をうけることになりました。(浜の方から様子を見ていましたが、かなり笑えました。) それでも懲りない面々は、相変わらず岩の上。そのうち、またまた大きな波が!
 結局2回攻撃されて、頭と上着がびしょびしょの状態で戻って来ました。(ここまで来て、風邪ひくなよ〜)

 岩の上のメンバーに気を取られているうちに、別の集団が波打ち際で、押し寄せて来る波に合わして"ダッシュ"!(嫌な予感…) 最初は、水が足下に来るまでに、逃げていました。

 大向先生:「あいつら、遊びながら十分トレーニングになっていませんか。」
 私:「そうですね。ランニングの代わりになるかな?」
 と、のん気に子供達を見ていると、遠くから大きな波が!
 私:「大きい波が来るから、逃げろ!!」
 一応、逃げましたよ。でも、波に慣れていない集団は、思ったより自分達の方へ押し寄せて来る水に慌てている間に"ヒザまで"びしょびしょ… (何をやってるねん!)
 靴もズボンも濡れた状態で、バスへ。自分の車で来ていたら「ぜったいに乗せません!」でしたね。
 最後に言っときます。

「波を、なめたら あかんで!!」

(つづく)

高知の市電

坂本龍馬像







波に逃げ遅れた瞬間